宿泊・飲食サービス業

新九協同株式会社

SDGsに取り組み始めた年:2024年

関わる皆様と一緒に持続可能な社会のキッカケづくりをお手伝いする

SDGsに取り組んだ背景・経緯

 2011年9月9日カレー専門店として新九協同株式会社は北九州市小倉に産声をあげました。
創業より、食を通じてお客様の思い出に寄り添う味を提供することを使命として地域の皆さまと共に歩んできた会社です。
 昨今、我々を取り巻く環境は目まぐるしく変化しておりそこには数多くの試練や課題も見受けられます。弊社はこのような変化に水の精神で臨み、時に激しく、時に緩やかに、順応力ある可能思考を目指し探求しています。
 共生の仕組を開拓し、思考だけでなく温故知新の精神を大切に地域社会においても貢献できる企業としいつまでも関わる皆様にワクワクを感じていただけるように今後とも邁進してまいります。
 当社の経営理念にもある「関わる皆様と一緒に持続可能な社会のキッカケづくりをお手伝いする」は、SDGsの達成と目的を同じくするものであり、社員一人ひとりがそれぞれの役割を果たしていくことにより、清掃活動を通じSDGs達成の貢献を目指し続けていきます。活動はおよそ10年を超えています。
 特に、海洋汚染が深刻化する中で、海のごみとして廃棄対象だったアカモクという海藻に着目したことが大きなきっかけとなりました。
 (アカモクは、かつては漁業の妨げとなる厄介者とされ、廃棄されることが多かった海藻です。しかし、私たちはこのアカモクに新たな可能性を見出しました。アカモクは栄養価が高く、健康食品としての利用価値があることがわかりました。)
 アカモクを活用し、地元食材と組み合わせた新レシピ考案など新たな食の可能性を追求しました。並びにアカモクの育つ環境、海の安全安心を人力のマンパワーで綺麗に清掃していくシビックプライドの自覚。その醸成とともにSDGsを生活の一部に捉えていきたいと考えます。

SDGsの取り組み内容

 当社は、小学校での食育活動に力を入れています。「カレーは食の宝石箱だ」を随時開催し、カレーをテーマにした講義を通じて、子どもたちに食の大切さと命の尊さを伝える取り組みを行っています。(カレーを通じて、栄養バランスや食事の重要性についても学びます。)これにより、子どもたちは健康的な食生活の基礎を身につけることができ、将来にわたって質の高い生活を送るための土台を築くことができます。

 当社はすべての人々が平等に機会を享受できる社会を目指しています。その一環として、多言語標記の導入及び多国語を話せるスタッフの配置を行っています。これによりレストランにお越しになるお客様が言語の壁を感じることなく、快適に過ごせるようサポートしています。

 当社は馬島・藍島でのビーチクリーン活動をおよそ月1回実施しています。この活動では、海岸に漂着したゴミを回収し、美しい海岸線を保つ努力を続けています。プラスチックゴミやその他の廃棄物を取り除くことで、海洋生態系の保護に貢献し、海洋生物の生息環境を守ることができます。

  • 新九協同株式会社
  • 福岡県北九州市戸畑区千防二丁目17-10
  • 設立/2011年9月
  • 業種/宿泊・飲食サービス業
  • 従業員数/21~50人
  • 事業内容/観光施設に伴う飲食店及び施設の運営
  • URL/https://shinkyu-kyodo.com