製造業

株式会社UPay

SDGsに取り組み始めた年:2020年

「日本のエコを変える」を信念に、本当に環境に良い取り組みの実現を目指す。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は「日本のエコを変える」という想いのもと、プラスチック一切不使用の「米ストロー」を製造・販売しております。

マイクロプラスチックなど様々な問題の解決、本当に環境に良い取り組みを実現するためには、日本国内だけでも1年間で約400億本使用されている使い捨てストローをプラスチック不使用のものに変え、さらに、完全に生分解する素材で作る必要があると考え、お米とコーンスターチだけのストローの製造に取り組んでおります。
元々は中国工場だけで製造していましたが、パン食文化の進行・お米を食べる機会の減少・米農家の廃業や生産量の減少などの問題点を目にし、日本のお米を守るためには消費量を増やす必要があると考え、国内工場の稼働を実現させました。使用しているお米は、くず米や古米、古古米などを使用して製造するので、フードロス削減にも繋がっております。

今後は、年間の国内使用量5%の普及(約20億本)を目指し、日本製米ストローの海外展開も進めてまいります。さらに、米ストローだけでなく、スプーンやフォークなどの使い捨てプラスチックを米ストローの製造技術で開発し、海洋保全に貢献します。

SDGsの取り組み内容

様々な方が参画できる社会作りに取り組んでおります。箱詰め作業には、障がい者支援施設に協力をいただいております。

当社の米ストローでは、プラスチックを一切含めないなど、プラスチックの使用を減らしていくための取り組みをしております。プラスチックのストローはリサイクルができず、全て廃棄されますが、米ストローだと、使用後も他の生ゴミと混ぜて肥料にすることができます。
また、米ストローに使用するお米は、くず米や古米、古古米などを使用しています。余ってしまっているお米を使うことで、フードロスの削減にも取り組んでいます。

米ストローは、プラスチックストロー・紙ストロー・バイオマスプラスチックのストローと比較すると、製造工程や配送、廃棄までにかかるCO2排出量が1番少なく、CO2削減に貢献しております。

海洋ごみの第7位がストローと言われており、マイクロプラスチックの問題や魚が餌と間違ってストローを食べてしまう問題の原因となっております。そのストローを米ストローに変えることで、海洋ごみの削減・海の環境保全に貢献しております。

プラスチックのストローが木の枝と間違えられ鳥の巣として使用されたり、餌と間違えられたりと生態系への問題が懸念されています。当社の米ストローは、米とコーンスターチでできているため、万が一動物が誤って食べても影響がなく、生態系保全にも貢献しております。

  • 株式会社UPay
  • 福岡県福岡市中央区大名2-2-1 MIKIビル7F
  • 設立/2016年
  • 業種/製造業
  • 従業員数/5人以下
  • 事業内容/米ストローの製造・販売
  • URL/https://www.upay.co.jp/