製造業

隆勝堂フーズ株式会社

SDGsに取り組み始めた年:2018年

「100年企業」として、これまでの恩返しを通じて、持続可能な社会の実現へ貢献。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は1924年に、八女でお茶菓子を扱う和菓子店から始まりました。多くのファンに愛され続け、筑後地区を中心にベーカリー含め18店舗を展開しております。

お菓子業界では、原材料の仕入れなどにあたって、FAXでの納品書・請求書のやり取りが主流となっております。地球全体から見れば微々たるものかもしれませんが、紙資源の無駄遣いの一因となっていると考え、当社では、納品書や請求書の電子化を取引先にお願いし、ペーパーレス化を進めました。これにより、2018年は3,000~4,000枚の紙削減に成功しました。

当社は創業100年を目前に、地元をはじめ、これまで支えていただいた皆さまへ恩返しし「100年企業」としての社会的な責任を果たすことを目標としております。
環境保全やクリーンエネルギーへの対応、パンの寄付などを通じて、持続可能な社会を目指す取り組みを進め、その実現に貢献してまいります。

SDGsの取り組み内容

地元への貢献として、ベーカリーのパンを筑後地方にある子どもたちの支援団体に寄付しております。家庭の都合で食事などが満足に取れない地元の子どもたちに、当社のパンでお腹いっぱい、笑顔いっぱいになってもらいたいと取り組んでおります。

健康は食事から作られるので、社員へ毎朝朝食をとるように推進しております。この取り組みで、ふくおか健康づくり事業所に認定されました。

すべての従業員が生き生きと働ける職場づくりを進めております。
特にスタッフの7割を占める女性が働きやすい環境づくりにも尽力しており、産前産後休業・育児休業・育児時短勤務などを整えております。

2021年より自家消費型の太陽光を設置しており、クリーンなエネルギーを使用して作られたお菓子を提供しております。太陽光発電で発電した電気を供給し「脱炭素」へ向けて取り組んでおります。

2050年CO2実質排出ゼロの目標に向け、積極的に取り組みを実施していきます。CO2排出量を年間15990.26kg-CO2削減しました。
また、森林面積にしてドーム3.4個分の樹木を生かし、環境保全に貢献いたします。

納品書や請求書の電子化のペーパーレス化を進め、現在は7割を切り替えました。この結果、2018年は3,000~4,000枚の紙削減に成功し、推計約20本の木の保全に繋がりました。
また、植林などの環境保全活動に取り組む公益財団法人OISCA(オイスカ)の活動に賛同し、当社店舗で扱う紙袋は「OISCA」マークの入ったものを使用し、袋代の一部がオイスカの活動費として支援される仕組みを取り入れております。