製造業

ジャパンフーズ株式会社

SDGsに取り組み始めた年:2022年

独自の技術で廃棄原料をアップサイクルし、フードロスの解決に取り組む。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は「健やかで、楽しく、豊かな食生活を世界中の人々に届ける」という理念のもと、食品業界のニーズに応える加工食品を開発・製造しております。
フライヤー内を真空(減圧)状態にすることで食材に含まれる水分の沸点を下げ、効率よくフライ乾燥させる「バキュームフライ(VF)製法」による、各種乾燥食品及び業務用食材(スープ・シーズニングオイルなど)の製造販売を行っております。

創業当時から35年以上、おいしい「食」を提供し続けてまいりましたが、当社が取り扱う原材料を振り返った時に、規格外となった食材が多く発生していることがわかりました。
そこで、廃棄原料を当社のフライ技術で、野菜スナックなど価値のあるものにアップサイクルする取り組みを始めました。原料加工の段階だけでなく、原料生産者や加工業者から、ロス量や発生時期などのヒアリングを行い、当社でのアップサイクル加工を大手小売業者と共同で開発を進めております。商品化になると月間でトン単位でのフードロス削減に繋がる計画です。

これからも豊かな食を提供し続けていくため、廃棄ゼロを目指した商品開発を行い、フードロスの問題に貢献してまいります。

SDGsの取り組み内容

業務上、必要となる知識や情報が得られる外部セミナーなどへの参加は、積極的に会社が支援してスキルアップの向上を図っております。そこで得たことを「学びレポート」という形で提出することで、個人の評価制度へ反映される仕組みを導入しております。

完全能力主義のため男女の管理職比率はそれぞれ50%で、給与制度も号俸制を導入しているため、職場内での男女の給与差もないようにしております。
性別・年齢・学歴は関係なく、どの部署でも働きやすい環境づくりに取り組んでおります。

当社では、経営側と社員側の壁をなくし、話しやすい環境づくりを目指しております。役員用の部屋なども一切なく、同じオフィスで気楽にコミュニケーションが取れる環境を実践しております。その一環で、役員も含め全社員に社内で清掃する持ち場があり、毎日同じ時間に「自分たちの会社を磨く」活動を行っております。

原料として使用するものは、フードロス削減を常に念頭に置き生産を行っております。
原料の生産者と接する機会を増やし、現在発生しているフードロスの情報収集・アップサイクルへつながる取り組みを積極的に行っております。

社内の完全ペーパーレス化を目指し、タイムカードを廃止し、手をかざすことで静脈認証する出退勤管理システムを導入しました。その他、社内の回覧書類や各種届出などの書類を、全て電子化しDXを推進しております。

  • ジャパンフーズ株式会社
  • 福岡県福岡市東区東浜2-8-67
  • 設立/1984年
  • 業種/製造業
  • 従業員数/
  • 事業内容/真空フライ製法による各種乾燥食品および業務用食材の製造販売
  • URL/https://www.japan-foods.co.jp