医療・福祉
株式会社キッズ・プランニング
SDGsに取り組み始めた年:2007年
親子で取り組める楽しい活動を通じ、幼少期からSDGsが当たり前の社会を目指す。
SDGsに取り組んだ背景・経緯
2002年に設立し、福岡市・筑紫野市・北九州市の小規模認可保育園「キッズ・キッズ」を9箇所運営するほか、病院内保育所や事業所内保育所、保育園開業独立のためのプランニング・企画を専門に行っております。
当社は「一人ひとりの個性を大切にした保育」という保育方針のもとに、未来を担う子どもたちにどんな力を育んでいけるかを考えながら、様々な取り組みを行っております。SDGsへの取り組みもその一つで、当社では「身近なものを!」「楽しみながら!」をモットーに、ペットボトルキャップや着なくなった洋服の回収など、親子で楽しみながら取り組める活動を行っております。
今後も、子どもたちの身の回りにあるSDGsを見つけ、幼少期からSDGsが当たり前にあるという環境づくりを行っていき、親子で取り組める活動を発信することで、保護者の方にも興味・関心を持ってもらうよう取り組んでまいります。
SDGsの取り組み内容
社会や環境に配慮した食材で、子どもたちにおいしい給食を食べてほしいという思いから、給食の食材を選ぶ際には積極的にフェアトレードや有機野菜など、環境に配慮した食材を選んでおります。また、給食で使用するお米は無洗米を選び、窒素やりんを下水道に流さないように配慮しております。
ペットボトルキャップで「世界の子どもたちに笑顔を!」プロジェクトに賛同し、ペットボトルキャップの回収を取り組んでおります。2021年は、系列園でペットボトルキャップが合計29,718個(67kg)集まり、ポリオワクチン約56本分になりました。
化学洗剤など生活排水の影響で、ヘドロが発生し臭いを放つ川・海・池を、使い捨てカイロで水質浄化を行う「Go Green Cube」プロジェクトに賛同し、系列園で使用済みの使い捨てカイロの回収を行いました。
園内や近隣公園を借り、保護者や地域の方々と協力しながら花や野菜を植える活動に取り組んでおります。肥料は、給食で出る生ごみを資源に各園のコンポストで作った肥料を使用しております。それらの活動が認められ、2022年に第11回福岡市環境行動賞 学校部門最優秀賞を受賞しました。
みんなの服で「次に生かそう」プロジェクトを、JR小倉駅前のセントシティのUNIQLO(ユニクロ)と一緒に取り組むことになりました。着なくなったりサイズが小さくなった子供服を集め、回収した服は世界中の難民の方に届けられております。その他、服としてリユースできないものは、自動車用防音材や高カロリー固形燃料に生まれ変わり、ダウンジャケットは、ダウン生地とフェザーに分解して100%リサイクルを進めているという事業に貢献しております。
- 株式会社キッズ・プランニング
- 福岡県福岡市中央区渡辺通4-1-36
- 設立/2002年
- 業種/医療・福祉
- 従業員数/101~300人
- 事業内容/自社運営の保育施設、病院内・企業内保育施設の委託運営
- URL/https://kidsplanning.com/
- SDGsの取り組みについて/https://kidsplanning.com/sdgs/