その他サービス業

株式会社林田産業

SDGsに取り組み始めた年:2020年

私たち「地球の掃除人」は、「廃棄から再生の社会」を共に創っていきます。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は、「地球の掃除人」という理念のもと、福津市にて、ごみ・し尿などの一般廃棄物収集運搬と、浄化槽維持・下水処理場維持管理、木くずのリサイクル工場である「グリーンリサイクルセンター」を運営しております。

九州経済産業局発行の「九州SDGs経営推進ハンドブック」を読み、当社の業務すべてがSDGsに直結していることに気づきました。そこから社内でプロジェクト化し、企業価値の向上・ビジネスチャンスの創出・ステークホルダーとの連携強化・社員自信と誇りの構築を目的に、当社の事業活動による社会提供価値を「地球環境浄化と保全」・「共に創る循環の社会」・「人の安心、まちの安全」・「社員の健康、安全、活躍推進」の4つに分類しました。

取り組みの一例としては、ショッピングモールで毎日発生する0.3~0.5tの調理くず・食品残渣を堆肥化し、できた堆肥を農家さんにご利用いただいております。この生ごみ堆肥化事業により、年間144tの生ゴミ堆肥化と、年間294tの二酸化炭素削減を実現することができました。

SDGsの取り組み内容

生ゴミや木くずチップを農業利用できるよう堆肥化しております。実際に使用していただいている農家さんより「微生物が住みやすい状態となって、良い堆肥」という声もいただいており、食の安全・安心に貢献しております。

健康診断の受診率は100%。ストレスチェックやメンタルヘルス研修なども実施しております。

小学校にてごみ収集などの出前講座や、福岡県認定リサイクル製品の「竹肥姫(たけひめ)」を利用したコンポスト活動を通じて、子ども向けに環境教育を実施しております。社内では、教育訓練休暇制度を導入しております。

育児休業・育休明けの時短勤務制度を導入しております。これまで4名が育児休業を取得し、その内2名は男性社員が取得しております。
他にも、粗大ごみを出せない高齢者や障害のある方へは、運び出しのサービスを提供しております。

浄化槽・下水処理場の維持管理事業を通じて、適正な排水処理による地域の安全衛生確保を行っております。

適正な廃棄物の収集処理およびリサイクルを通して、地球環境浄化と保全の提供を目指し、脱炭素社会に向けた、木くず・食品残渣・汚泥の、エネルギー利活用の研究会活動を行っております。

社員の有休休暇取得率96%を実現しております。また、ライフスタイルに合わせた勤務形態がとれるよう、テレワーク制度を導入しました。

事業継続計画(BCP)を社員・クライアントへ共有し、毎年1回、災害時の対応などの訓練を実施しております。
また、公園の清掃活動や、事業活動を通じて見守り活動を実施していくなかで、地域の方とのコミュニケーションを図っております。

社内連絡などは全てクラウド型チャットツールを利用し、バックオフィス業務をクラウドシステム化することにより、コピー用紙を年間6,000枚削減することができました。

放置竹林問題解決のために、竹をフワフワなチップにした、福岡県認定リサイクル製品の「竹肥姫(たけひめ)」を開発し、農業利用や生ごみコンポスト基材の利活用に貢献しております。

竹コンポストの推進による焼却生ごみと竹害の減少、生ごみ堆肥や木くずチップの農業利用による食の安心安全の推進を、産官学民連携で取り組んでおります。

  • 株式会社林田産業
  • 福岡県福津市中央5-12-1
  • 設立/1975年
  • 業種/その他サービス業
  • 従業員数/21~50人
  • 事業内容/廃棄物収集処分、木くず・生ごみリサイクル事業
  • URL/https://sojinin.co.jp
  • SDGsの取り組みについて/https://sojinin.co.jp/sdgs/