その他サービス業

株式会社にしけい

SDGsに取り組み始めた年:2020年

警備業の強みを活かし、地域と連携し『安全安心のまちづくり』を目指す。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は、2022年で創立54年を迎えます。半世紀を超える間、空港保安検査・銀行等の現金輸送・原子力発電所の施設警備や、ホームセキュリティ・イベント警備など、多様なサービスを提供してまいりました。

ライフスタイルの多様化や情報化社会の進展など、社会環境が大きく変化する中、“安全・安心”の提供企業として「誠実・感謝・躍進」を基本理念に、より多くのお客様にいつまでも安全と安心をお届けする総合警備会社を目指しています。

その目標に向けて、万全のネットワークを構築するため、九州全県ならびに東京、大阪を含め25拠点に支社を配置。また「人財こそが企業価値向上の源泉であり、経営理念実現の原動力である」という考えから、地域社会やお客さまから信頼される人財の育成に取り組んでいます。

今後も、地域社会の期待・要請に応え、地域が抱える社会課題に対して、警備業の強みを活かし、課題解決に貢献する取り組みを進めてまいります。

SDGsの取り組み内容

スポーツ振興支援を通した社会貢献として、2020年10月・2022年4月開催の「にしけいカップ 九州スポーツクライミングコンペティション」(全日本公式認定試合)に冠協賛。また、本社に最大30名の同時検温ができる検温カメラを設置し、感染症の感染拡大防止に取り組んでいます。

お客様の大切な生命、財産を守る警備会社において、全従業員を対象に警備業法に基づく法定教育をはじめ、OJT等の体系的教育研修を実施。また、粕屋町との包括連携協定に基づいた子供向け防犯教室や、キッザニア福岡への出展による、子供たちのキャリア形成支援に取り組んでいます。

当社では950名の女性社員が活躍しており、「福岡県子育て応援宣言企業・事業所」、「福岡県介護応援宣言企業・事業所」に登録するなど、産休・育休の取り組みを推進しています。2022年度の新卒採用では、新入社員の80%を女性が占めるなど、更なる女性の活躍推進にも取り組んでいます。

本社ビルに中水曹を設置。再生水の有効活用として、中水をトイレ用水として再利用しています。

本社ビルをはじめ各支社においてLED照明を導入し、節電・省エネに繋がる取り組みを積極的に取り入れています。

お客様の大切な生命、財産を守る警備会社で働く意義や目的を真剣に考える契機を教育研修の中で付与するなど、従業員がパーパスを明確にし、働きがいと喜びを感じることができるようインナーブランディングに繋がる取り組みを積極的に行っています。(2021.3~)

株式会社正興電機製作所、株式会社NTTドコモ九州支社、福岡県古賀市とパートナーシップを組み、第5世代移動通信方式(5G)を利用した、警備ロボットによる次世代警備サービスの実証実験を実施。最先端技術を活用したイノベーションの協創に取り組んでいます。

本社ビルに点字ブロックや多目的トイレ等を設置し、バリアフリー化を推進。また、人権同和問題に関する正しい理解と行動の促進を図るため、全従業員を対象に毎年、人権同和研修を実施しています。

2020年12月、福岡県糟屋郡粕屋町と『安全安心まちづくり』に関する包括連携協定を締結、まち全体の犯罪抑止力向上を支援するため、『ジャスティー&ちありんこども防犯教室』の開催や『ジャスティー防犯ブザー』の配布を行っています。

会議資料をはじめ各種資料のペーパーレス化を進めています。タブレット端末を活用した会議に見直すことで、社内の紙の使用を減らし、森林資源の保全に貢献できるよう努めています。

本社ビルにおいて、夜間に蓄えた氷で昼間の冷房を行う氷蓄熱式空調システムを採用し、環境に配慮した空調管理を行っています。また、個別空調設備、自然換気設備を導入し消費電力の低減を図っています。

企業活動において社会のルールに反することなく、公正・公平に企業活動を行うため、コンプライアンス推進委員会、コンプライアンス相談窓口を設置するとともに、毎年コンプライアンス研修を実施しています。

2021年3月、九州電力株式会社福岡支店と「地域の課題解決への協力に関する協定」を締結。防犯・防災対策の強化や、一人暮らしの高齢者や外国人の事故・病気の際のサポートなど、2社のパートナーシップにより地域の課題解決に取り組んでいます。

  • 株式会社にしけい
  • 福岡県福岡市博多区店屋町5-10
  • 設立/1968年
  • 業種/その他サービス業
  • 従業員数/301人以上
  • 事業内容/機械警備、施設警備、交通誘導、現金輸送•集配金、空港警備
  • URL/https://www.nishikeinet.co.jp/home.html