製造業

株式会社 タケマン

SDGsに取り組み始めた年:2013年

竹林を食べて消費するというサイクルで、地産地消・森林保全に貢献。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は「本気でめんまを作る会社」を理念に掲げ、2013年に創業しました。ラーメン店を中心としたお客様向けの業務用メンマと一般消費者向けメンマを製造販売しております。

市場に出回っているメンマの99%は、海外産と言われております。そんな中、ラーメン店主の「国産のメンマはないか?」という声から、孟宗竹(もうそうちく)を活用した純国産メンマの開発に取り組み、国内初となる純国産メンマの製造及び流通を確立しました。
2016年に地元糸島の地域資源である孟宗竹を活用したお土産商品「糸島めんま 黒」「糸島めんま 赤」の販売を開始し、他国産シリーズも現在展開しております。
メンマ作りに欠かせない竹林。その山主様との関わりの中で、放置竹林による鳥獣被害、侵入竹林に困っている現状を知り、竹林整備を通して山主様の困り事にも微力ながら力になりたいと思い事業を進めております。

メンマ=ラーメンという固定概念にとらわれず、ご飯・おつまみ・お菓子などを開発してきましたが、今後も調理法の提案や商品開発に取り組んでまいります。また、大きく伸びてしまった竹を活用した開発も進め、竹林を食べて消費するというサイクルで、地産地消・森林保全に貢献いたします。

SDGsの取り組み内容

原料の若竹採りは、山に入ることに慣れている高齢者も即戦力となり、積極的に採用を行っております。また、加工場内ではできるだけ重たいものを持つ作業を減らす為の機械の導入も視野に入れ、積極的な高齢者・女性の雇用に取り組んでおります。

竹は伸びるスピードが速く繁殖力が強い為、竹林面積は増え続けており、侵入竹林によって日光が遮られた木が枯れてしまう光景は、山でよく見られます。アスファルトを突き破る力もあり、民家の庭や道路から生えてくることもあります。
当社では竹林整備を行い、自生してくる若竹を食べて消費することで、森林保全にも繋げております。

  • 株式会社 タケマン
  • 福岡県糸島市加布里5-9-1
  • 設立/2013年
  • 業種/製造業
  • 従業員数/6~20人
  • 事業内容/業務用・市販品メンマの製造販売
  • URL/https://mennma-takeman.jp