小売業
株式会社カトレアサックス
SDGsに取り組み始めた年:2022年
ものづくりの伝統技術を通じ、すべての人々の幸せの実現を目指す。
SDGsに取り組んだ背景・経緯
北九州の地で創業して70年。オートクチュールの洋装店からスタートして、現在の形態となるバッグ・かばん・財布など、革製品を主に販売する店舗を営んでおります。これまで、日本製にこだわり、いいもの・本物を私たちで目利きして販売を行ってまいりました。
SDGsに取り組んだ背景には、何のために当社が存在しているのかを考えたことがきっかけです。
当社グループは「地域のお客様に鞄を通じた豊かな生活を提案し、すべての人々の幸せと、安心して住み続けられる都市と社会の実現」を目指しております。
鞄を通じた豊かな生活とは、ものづくりを担う日本の職人と伝統技術を守り継承していくために、地域のお客様に真のバッグのすばらしさと持つ喜びを伝えること、そのために販売し続ける役割を担っていることであり、安心して住み続けられる都市と社会の実現とは、地元福岡・北九州の経済発展を目指し、そのための人材を地元からの採用を強化促進して地域社会を支えていくことです。
企業としての存続は、お客様とつくり手と従業員のすべての人々の幸せの実現、さらには社会貢献につながります。カトレアグループはSDGs達成に向けて社員一丸となって貢献することを約束し、行動宣言を掲げて取り組みを推進してまいります。
SDGsの取り組み内容
毎年、電力使用グラフを基に使用実績をチェックして、使用方法や温度設定等、電力使用量を抑える取り組みをしております。同時にクールビズ・ウォームビスの実施や、LED照明への切り替え、残業削減による消費電力量の削減に取り組んでおります。
勤務時間の短縮・休憩時間の拡大を実現しました。毎月行う店長会議では、WEB会議を取り入れ、移動の負担を伴う集合形式を可能な限り減らしております。また、その店長会議では、残業を減らすために随時指導を徹底しております。
ペーパーレス化・FAXレス化に取り組み、作業効率化に伴う生産性の向上と労働環境の改善を推進しております。
昔からの知恵として伝わった皮革袋物文化(ひかくふくろものぶんか)は、土にかえる循環型商品であり、食用後の牛・馬・豚等の皮を食の副産物として二次利用し商品化されています。その文化を当社でも継承しております。
積極的に女性管理職を登用して、様々な意見を取り入れるようにしております。2019年には、正社員化制度を就業規則に制定し、有期雇用からの転換による、平等で安定した働き方を可能にしました。
オーガニックコットンを使用した、オリジナルエコバッグの販売や、店頭でショップバッグの再利用推奨をしております。
また、ものづくりを担う日本の職人・伝統技術を守り継承させていくために、日本製にこだわって商品をセレクトし、積極的に販売する事で、社会課題となっている問題解決に取り組んでおります。
廃棄物の分別を徹底・適切に行っています。
また、オリジナルでエコバッグを製作して販売・再利用が可能な50μµ以上のショップバッグ・皮製品の修理を受けることで、リデュース・リユース・リペアの3Rを実施しております。
住み続けたい街に寄与するため、北九州市内の大学を主にキャリアセンターとのコミュニケーションを図り、就職活動を行う学生に対しての企業説明会等で積極的に地元就職の魅力を発信しております。採用においては売上増計画による地元採用を強化し、商業発展と地域経済の活性化に貢献してまいります。
- 株式会社カトレアサックス
- 福岡県北九州市八幡西区黒崎2-7-1
- 設立/2014年
- 業種/小売業
- 従業員数/21~50人
- 事業内容/バッグ・かばん・財布等の販売
- URL/https://cattleyasacs.co.jp
- SDGsの取り組みについて/https://cattleyasacs.co.jp/sdgs/