建設業・輸入販売業

蔵田工業株式会社

SDGsに取り組み始めた年:2023年

縁の下の力持ちとして、水を通じて強い地域・国づくりに貢献。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は、創業より100年に渡り培った「水」に関わる多くの技術で、社会インフラを支え、暮らしを守る事業を行っております。
官公庁や民間へのポンプの機器設置・整備、治水施設・上下水道施設・農業用水施設の保守点検業務をメインとした社会インフラ事業を主幹に、海外の浸水対策製品の輸入販売ビジネスを新事業として立ち上げ、ソリューションプロバイダーの位置を確立いたしました。

当社のモットーは「子供たちに、より豊かな環境を創造する」、「これまでも、これからも、あなたの暮らしのそばに」です。
次の世代が、そしてその先までも持続可能な社会を享受できるよう、当社が追及しているビジネスを通じて持続可能な社会づくりの支えとなるべく、取り組みを開始しました。

社会インフラ事業では治水施設の整備、そして維持整備を確実に行うことで、洪水等の水災対策を確実に行えるようにし、地域の強靭性の確保に貢献しております。また、海外の浸水対策製品の輸入・販売を通じて、災害廃棄物を低減や資産の被害を極小化し、災害に強い地域づくり、つまり持続可能な地域づくりに貢献しております。

今後も、持続可能な社会づくりの縁の下の力持ちとして、水を通じて強い地域を作ることで、強い国づくりにも大きく貢献いたします。

SDGsの取り組み内容

毎年、従業員全員を受診対象とした定期健康診断を実施し、オプション検査の受診にも一部補助を行うことで健康維持を図っております。2022年度は受診率95%だったので、100%になるよう改善してまいります。
また、社内システムによる残業状況の把握や、状況に応じて個人面談を実施することで、長時間労働の是正やメンタルヘルスを良い環境で維持できるように取り組んでおります。

2021年度より、ノウハウ、技術のある熟練者から若手への技術伝承を図ることを目的に、資格保持者が社内で教育を行っていく継続教育制度(CPDS)を活用し、技術者の能力向上に継続的に取り組んでおります。

工事現場において吸着マットを常備することで、河川への油の流出を止するための対策を施すことで、緊急対応の備えを図るなど、水の浄化や水の再利用に大きな働きをする水処理施設の施工管理事業を通じて、持続可能な社会づくりに貢献しております。
また、本社社屋の給湯室・トイレ等への節水型機器を導入や、工事現場での再生水・処理水の利用の促進を行っております。
他にも、治水施設の施工管理・維持整備事業、アメリカ・アイルランド・イタリアの水災対策品の輸入販売やクルマや家財を守る当社オリジナル水災対策製品の企画販売を通じた、防災・減災の取り組みにより、災害に強い持続可能な街づくりに貢献しています。

2022年3月に建設・実働した新事務所では、ガスの使用の中止や最新空調の導入により、フロン排出抑制・温暖化対策・節電に効果を発揮しており、事務所内の照明はすべてLED照明を採用・昼休みの消灯を実施することでさらなる節電を行っております。

ノー残業デーや有給休暇奨励日の設置など、配偶者が出産した男性社員に2日の特別休暇(有休)付与や、育児介護に関する相談窓口を設け、会社による支援の検討、自治体による支援制度の紹介等を行うなど、子育てや介護等と仕事の両立支援を行っていることで、「ふくおか働き方改革推進企業」「福岡県子育て応援宣言」「福岡県介護応援宣言」「い~なふくおか子ども週間」の認定を受けました。
また、再雇用制度を定めており、70歳を超える社員の再雇用も積極的に行っております。

アメリカ・アイルランド・イタリアの水災対策品の輸入販売やクルマや家財を守る当社オリジナル水災対策製品の企画販売を行うことで、ユニークな水災対策品の輸入販売を通じて、個人~企業の資産を守るためのソリューションの提供を行い、気候変動に対応できる持続可能な社会づくりに貢献しています。