農林漁業

株式会社ヴァンベール

SDGsに取り組み始めた年:2010年

養蜂業・農業で地域の活性化と環境保全に取り組む。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は、自然なものを自然な形で提供したいという想いを大切にし、自然豊かな能古島を中心に、養蜂場や農園、レストラン「能古の旬」を運営しております。

ミツバチは環境指標生物として、良い環境でしか生きることができないうえ、多種多様な農作物の生産に必要な花粉交配において重要な役目を担っています。しかし、近年、環境の変化等によりミツバチが減少し世界的に問題となっています。当社では、能古島、糸島、志賀島に養蜂場をつくり、農作物生産への貢献をはじめ、その地域の緑化、生物多様性の保全に取り組んでおります。

また、自社の養蜂場で取れた蜂蜜は、各地域の蜜源となる植物によって味わいや香りが異なるため、その地域の特産品として販売することで、地域の活性化に取り組んでおります。今後も、行政や地域との連携を継続・強化し、地域の活性化と環境保全に努めてまいります。

SDGsの取り組み内容

国連環境計画の報告では、世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はミツバチによって受粉を媒介していると言われています。当社では、福岡市内を中心にいくつかの養蜂場を運営することで、農作物の生産に必要な花粉交配に貢献しています。

はちみつには主にブドウ糖、果糖、良質なビタミン類やミネラル類をはじめ、アミノ酸や酵素といった栄養素も豊富に含まれています。当社の養蜂場で採れるはちみつは、ひとつひとつ手作業で非加熱・無添加の製法にこだわり、自然なままのはちみつを製造することで食の安心・安全に取り組んでいます。

2022年から、当社が運営するレストラン「能古の旬」にて、子ども向けに採蜜体験を行っています。今後も、採蜜体験を通して、ミツバチの生態やはちみつがどのようにしてできるか等を伝え、子ども達への食育に取り組んでいきます。

自然なものを自然な形で提供したいという想いを大切に、できるだけ農薬を使用しない農業を行っています。また、当社の農園で採れた野菜や果物で形が悪いだけのものは、当社が運営するレストランの材料として使用しています。

当社の農園で採れた野菜や果物は、当社が運営するレストランで材料として使用し、また店頭で販売することで、地産地消に取り組み、輸送時のCo2削減に貢献しています。

当社では、福岡市内を中心にいくつかの養蜂場を運営しています。ミツバチが植物の受粉を繰り返し植物が育つことで、その地域の緑化に貢献しています。

  • 株式会社ヴァンベール
  • 福岡県福岡市南区長丘1-20-8
  • 設立/2010年
  • 業種/農林漁業
  • 従業員数/6~20人
  • 事業内容/養蜂業・農業・飲食業
  • URL/http://vanbeell.com/