卸売業

株式会社小倉縞縞

SDGsに取り組み始めた年:2020年

経年変化を楽しむという、サステナブルな日本の伝統文化を未来へ繋ぐ。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

1996 年に、当社の前身となる会社が設立。その後、2007年に伝統ある小倉織の丈夫で美しいたて縞という特長を活かした、現代版小倉織ブランド「小倉 縞縞」が誕生しました。

伝統工芸 小倉織をより身近にお使いいただける用に、小物からファッション、インテリアなどモダンでスタイリッシュな品を揃えております。
コロナ渦で、小倉縞縞の生地製造元の織物工場が、製造をストップしなくてはならない状況になり、モノづくりについて考えるきっかけとなりました。
江戸時代から昭和初期にかけて全国に広まり、一度途絶えたものの復元・再生され、今なお進化を続ける小倉織は、昔から経年変化を楽しみながら長く愛用されるというサステナブルな織物として親しまれてきました。この日本の貴重な文化を未来へつなげるためにも、当社は小倉織を現代のライフスタイルに合うデザイン、そして地球全体を考えた素材へと進化させ、未来に向けての取り組みも行っております。

SDGsの取り組み内容

2020年10月に、イラストレーター黒田征太郎氏と福岡教育大附属小倉中学校と連携し、小倉織ハギレの活用授業を実施。その、伝統工芸学習・アート工作・家庭科キット教材・制服再生プロジェクトなど、伝統工芸を通じて学びの中にSDGsを様々な教育機関と取り入れたコラボ授業を行っております。

緯糸に環境循環型の再生糸を取り入れたサステナブルなシリーズ「縞縞EARTH」を展開しております。その一つに海岸の漂着や陸のペットボトルを回収して原料にした生地があります。
また、北九州ロックフェスティバル2022with SDGs Spirits共同企画として、2022年9月のイベント開催時に回収したペットボトルを原料にした糸を使った小倉織を織る予定で2023年のグッズに生まれ変わらせる取り組みを行っております。