卸売業・小売業

チル・ジャパン株式会社

SDGsに取り組み始めた年:2019年

シューズブランドとして、歩きながら環境保全に貢献できる素材・製品を開発。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

“人々のストレスを足元から解放すること”をミッションとして、2011年に設立したシューズブランドです。現在は、福岡・ロサンゼルス・広州・台北にオフィスを構え、50か国以上で展開しております。

創業当初より環境に優しい素材の研究・開発に力を入れてまいりました。
世界で年間約2,500万トン埋め立てられているコーヒー粕は、発酵すると温室効果の高いメタンガスを作り出し、悪影響を及ぼしています。そのコーヒー粕を有効利用すべく、国際特許取得済のXpre Sole®(エクスプレッソール®)という技術を駆使し、アッパーからソールまで再利用した「コーヒーレインブーツ」を開発しました。
また、使用済みペットボトルを再利用した素材「Green Plax®(グリーンプラックス®)」を開発し、“軽量で柔らかく・裸足で快適で・環境的に持続可能な”という設計原則に準拠したスニーカー「Green Plax ®/RENEE(グリーンプラックス®/レニー)」が完成しました。

これからも、シューズブランドとして環境に配慮した「快適に長く履き続けられる靴」の開発・提供を続け、地球の環境保全に貢献してまいります。

SDGsの取り組み内容

フレックス勤務、リモートワークを取り入れるなど、女性も働き続けやすい制度を構築しました。また、女性リーダーの育成にも力を入れており、女性管理職の登用割合50%超を達成しております。

社員のワークライフバランスの実現を目指し、育児休暇・介護休暇・勤務時間の時短制度などの制度を拡充しました。また、リモートワークやフレックス勤務など、多様な働き方の推進も行っております。

「Green Plax®」テクノロジーは環境に配慮し、二酸化炭素排出量の削減に繋がっております。加えて、全ての靴に動物性物質を使用することなく、石油化学原料の使用量を50%削減しています。

非営利の社会的企業である「Soles4Souls」の活動に賛同し、ハイチ・ホンジュラス・タンザニア・ヨーロッパやアジアのコミュニティなどへ、100,000足の新しい当社のシューズを寄付しております。

廃棄されるコーヒー粕や使用済みペットボトルを再利用した靴の素材を開発しました。その素材を使い、耐久性と機能性を兼ね備えた、長く履き続けられるシューズを提供することで、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

コーヒー粕は年間約2,500万トン埋め立て地に捨てられ、温室効果の高いメタンガスを生成することで、環境に悪影響をもたらします。靴へアップサイクルすることにより、カーボンフットプリントを50%以上減少することに成功しました。

海洋廃棄物汚染の原因である使用済みペットボトルを年間約15万本リサイクルし、1足当たり15本分のペットボトルを再利用したシューズ「Green Plax® /RENEE」を生産することでプラスチックゴミの削減に取り組んでいます。

  • チル・ジャパン株式会社
  • 福岡県福岡市博多区榎田1-9-1榎田ハヤシビル2号室
  • 設立/2011年
  • 業種/卸売業・小売業
  • 従業員数/6~20人
  • 事業内容/自社ブランドのシューズの販売、ソックスの代理販売
  • URL/https://www.ccilu.co.jp/
  • SDGsの取り組みについて/https://www.ccilu.co.jp/contents/category/history/