卸売業・小売業・飲食サービス業

株式会社ボーテックス

SDGsに取り組み始めた年:2022年

地域の人・企業を巻き込み、子供たちの魚離れにストップを!

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は、43年続く海鮮料理店「魚政」を運営する飲食業、学校や介護施設などへの卸業、デコ寿司事業を主幹としております。

魚離れが進む現代において、魚の本当の美味しさ・旬のものを食べる大切さなどを伝えたく、デコ寿司事業は、魚離れに少しでもストップをかけたい思いからスタートしました。
また、働くママの味方でありたいという思いから、2022年4月に刺身と魚惣菜・テイクアウトの店「さかなやうおまさ」をオープンしました。
品となる刺身盛合せやにぎり寿司のテイクアウト容器を環境に優しい紙トレーにすることで、脱プラスティックに取り組んでおります。また、子供たちに少しでも魚に関心を持ってもらいたく、紙トレーの蓋をぬり絵ができるようなデザインにし「ぬり絵コンテスト」を開催しております。受賞の景品は、この取り組みに賛同していただいた地域企業・病院・取引業者からの協賛です。地域のさまざまな企業・団体の協力のもと、取り組みが続けられております。

今後も店舗運営を続けていく中で、地域の方々や様々な企業と繋がり、環境を意識した生活を送ることの大切さ・いま出来ることに取り組むことの大切さを発信してまいります。

SDGsの取り組み内容

社員の健康診断を義務付け、会社として社員の健康促進を行っております。

地域の小学校で実施されている「まち探検授業」に協力し、社会科見学の見学先となり、魚のことや魚屋の仕事について子供たちに説明をしております。
また、地域の中学校にて、働くことや水産業界についての講演授業や、市場での競りの見学や店舗での接客体験を行う職場体験を毎年2名ほど受け入れております。
その他、毎年調理専門学校生のインターンの受け入れも行っております。

一人一人の実力が活かされ、性別に関わらず活躍できる場を提供することを目標に、子育て中のお母さんを積極的に雇用し、6名在籍おります。

外国人労働者を雇用し、一緒に働きながら社内教育として、国籍も人種も関係ないこと・同じ人間は存在しないこと・それぞれの価値観を認め合うことの大切さを伝えております。

町おこしを目的とした地域イベントなど、地域活性化につながることに積極的に協力・参加をしております。また、登下校中の子供たちをはじめ、お買い物に来られるお客様へ挨拶や声掛けを行い、地域住民の輪を広げ、安全安心なまちづくりに貢献しております。

売れる商品・曜日・時間などがデータ化される販売管理システムを導入し、生産量のコントロールを行い、フードロスができるだけないよう、作りすぎに注意しております。
また、当社で魚を処理した後のアラを加工し、肥料や飼料として再利用しております。

「さかなやうおまさ」では、脱プラの取り組みとして刺身盛り合わせとにぎり寿司を、紙トレーで提供しております。その他、レジ袋なども地球環境に配慮したものを選んでおります。

モバイルオーダーシステムを導入し、注文表などペーパーレス化を進め、ごみの削減・紙の使用抑制に取り組んでおります。

子供たちにも脱プラについての興味を持ってもらうため、刺身盛り合わせ・にぎり寿司の紙トレーの蓋をぬり絵にし、そのぬり絵コンテストを実施しております。
また、コンテストに賛同いただいた企業が協賛企業として、環境保全の呼びかけを目的に、コンテストの告知・運営にご協力をいただいております。

  • 株式会社ボーテックス
  • 福岡県久留米市津福本町1720-9
  • 設立/1995年
  • 業種/卸売業・小売業・飲食サービス業
  • 従業員数/21~50人
  • 事業内容/飲食業・鮮魚卸業・仕出業・催事事業・デコ寿司事業
  • URL/https://fish-uomasa.jp/