学術研究・専門・技術サービス業

株式会社ピュール

人と自然に優しく、効果を実感できる商品を通じて、環境保全へ向き合い続けます。

SDGsに取り組んだ背景・経緯

当社は「人はいつまでも美しく生きられることを証明する」というミッションを掲げ、人と自然に優しく、効果を実感できる商品を提供し続けることを目指しております。

当社の本社工場は自然に囲まれた糸島にあり、周囲の環境に配慮して事業運営をして参りましたが、SDGsの枠組みができたことにより、環境に関する現状把握と今後の課題が明確になりました。

2017年2月の新工場竣工以来、工場で発生する洗浄水を排水処理設備で処理し、基準値以下で下水処理設備に排水する取り組みをスタート。さらに太陽光発電や風力発電の活用によるエネルギー使用量・CO2発生量抑制に努めてまいりました。

2022年8月、廃棄物の最終処分時の熱の回収、燃え殻の再利用により回収率を99%以上に高め、ゼロエミッションを達成しました。

今後は、まだ取り組みができていない・不十分な項目を中心に、全方位的にSDGs活動に取り組んで参ります。

SDGsの取り組み内容

原料の仕入れに際し、アフリカの雇用創出に取り組んでいる企業との取引に注力しております。原料が作られるまでに労働搾取や環境汚染、動物実験などがなされていないことを確認した上で仕入れを行なっております。

原料の生産に関わってくださっている方々の生活から飢餓をなくしたいという思いより、フェアトレード商品の仕入れを実施しております。

天然成分・無添加にこだわった化粧品・健康食品を通じ、自然の力を利用して健康を実現できるよう、素材にこだわった商品開発を実施しております。

家庭の事情に応じて、男性の産休取得を推奨。2020年以降、男性社員の育児休暇取得率は100%となっております。管理職登用にあたっても男女問わず個々人のパフォーマンスによる判断制度を採用しております。

太陽光発電、風力発電など自然エネルギーを活用し、必要な電力の8%を賄っております。工場内の電灯はLEDを使用、また電力需要に合わせた空調制御を行うことで、エネルギーの使用量削減に努めております。

「自分ごと化アンケート」による提案制度やパート社員中心のQC活動などを通して、業務改善を行っております。作業のオートメーション化により生産性の向上を図り、働きがいの創出と経済成長の両立を目指します。

九州大学との連携により、地域に密着した素材の見直しと効果を検証した上での商品化・販売を行う。(例:廃棄される卵の殻から卵殻膜エキスを抽出、皮膚の引き上げ効果があることを確認して商品化した)

白髪商材を通じ、各国に5%前後いると思われるジアミンアレルギー(白髪染めやヘアカラー剤の継続使用により誘発される可能性のあるアレルギー)の方に対し、髪を染めることをあきらめない商品を展開しております。

ゴミの分別による廃棄物の発生量を削減。廃棄物焼却時の熱を回収し、燃え殻はセメント等に再利用して回収率99%を達成しました。工場で発生する洗浄水は排水処理施設で処理し、基準値以下で排水しております。

化粧品の安全性を保ちながら容器の廃棄による影響を最小化することを目指し、バイオマスを含んだエコ容器の採用、詰め替えパウチや簡素化された容器の採用を推奨しております。

工場内の電灯はLEDを使用し、電力需要に合わせた空調制御を行うことで、エネルギーの使用量削減に努めております。又、太陽光発電の活用を更に拡大することでカーボンニュートラルの実現を目指しております。

利尻昆布の生態や生息する海域を研究している機関への寄付、海岸の清掃活動、大量発生するアナアオサの化粧品原料化やクラゲから取れるマリンコラーゲンの採用を通じ、海の豊かさを守る活動に取り組んでおります。

耕作放棄地を有機農園として運用できるように整備し、その土地で生育しやすい化粧品原料となる植物を育成するなど、陸の豊かさを守る活動に取り組んでおります。

人はいつまでも美しく生きられることを証明するということを当社のミッションとして掲げ、化粧品を通じて人々の笑顔を引き出すことで、平和と公正な世の中に貢献したいと考えております。

同じ志を持つ原料メーカーをはじめとしたパートナー企業と協力することで、より環境に配慮し、かつ効果のある化粧品づくりを続けております。

  • 株式会社ピュール
  • 福岡県糸島市泊723-1
  • 設立/1998年4月
  • 業種/学術研究・専門・技術サービス業
  • 従業員数/101~300人
  • 事業内容/化粧品・医薬部外品・健康食品の企画・開発・製造・販売
  • URL/https://www.pyuru.co.jp/